プログラミング的思考については、色々な解説があり、よく文科省の説明を引用している記事を見かけます。
「プログラミング的思考とは?」という題名を掲げましたが、それがどういうものかを解説するつもりはあまりありません。
なんだそりゃ?と思うかもしれませんが、文科省の説明を読んでも正直あまりよくわからないんじゃないかと思います。
(記事の最後に文科省の説明を載せておきます)
そもそもプログラミング的思考は、それだけ分かろうとしても無理で、実際にプログラミングの学習を進めないと本質を理解できないと思っています。
ここを訪れている人は、これからプログラミング学習を始めようと思っている人や、始めたばかりの人だと思いますが、皆さんのプログラミング学習を始める目的は何でしょうか?
IT企業に転職したいとか、WEBアプリを作ってみたいとか、それぞれ色々な理由があるでしょう。
中には、特にやりたい事があるワケではないけど、なんとなく「これからはプログラミングのスキルがあったほうがいいのでは」とか、「このままでは世の中の動きに着いていけなくなるんじゃないか」という漠然とした不安にかられてという人もいるんじゃないでしょうか?
むしろ私はそういう人たちを応援したいと思っています。私もそうでしたので。
プログラミング学習というのは、もちろんその名の通り、プログラミングの方法を学ぶことですが、そこで得られるこのプログラミング的思考というのも重要だということが自分でもわかってきました。
自分の子供に、今一番身に付けさせたいスキルだと思っています。
今の世の中で勝ち組と言われているのは、ほとんどがこれらのスキルを身につけた人達ですよね。
もしかしたらプログラミング学習をしてコードを書けるようになっても、いずれコードを書く仕事はAIに取って代わられるのかもしれません。だからといってプログラミング学習が無駄になるということはないと思っています。
このプログラミング的思考というのは人間のみが持つ能力だと思います。プログラミング学習の重要なポイントは、このプログラミング的思考の獲得なんじゃないでしょうか。
実際2020年から小学校ではプログラミングの授業が必修になったんですよね。
これもプログラミングの技術そのものを教えるというより、プログラミング的思考を身に付けさせるのが目的だとか。
プログラミングの学習をしないで、思考だけ教えるというのは、前述の通りあまり意味がないと思っていますが、相手が小学生ならそれもは悪くないとは思っています。
英語が主体のプログラミング言語を小学生に教えるのは無理があると思いますので、先にプログラミング的思考を教えるというのもありなのかもしれません。本格的なプログラミング学習につながるかもしれませんし。
ただし、大人は思考だけ身につけようと思ってもダメです。
いずれこれを境に、プログラミング的思考が当たり前にできる世代と、できない世代に別れるのかもしれません。
そんなことにならないために、小学校でプログラミング的思考を教わらないまま大人になった私たちは、自分で勉強するしかありません。
プログラミング学習を始めようか迷ってる人は迷っていないで、今すぐ始めましょう。
以下は文科省のプログラミング的思考についての解説です。
「自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが 必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたら いいのか、記号の組合せをどのように改善していけば、より意図した活動に 近づくのか、といったことを論理的に考えていく力」
言いたいことは分からなくもないですが、どうやって身につけたらいいんでしょう?
やっぱりプログラミング学習をがんばるしかないと思いませんか?
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