副業関連の記事を検索すると、ものすごい数の広告が出てきますよね。
しかも簡単に稼げるとか、「3か月で30万円稼ぐための副業講座」のような甘い勧誘だらけです。
副業はビジネスになっており、生活に困って何か副業でもやろうという人からも搾取しようとする連中がいっぱいます。
副業は自分の力でどうにでもなりますので、甘い誘いに乗らないでください。ここでは私の経験を簡単にお話することしかできませんが、有益な情報を発信している人がたくさんいます。課金しなくても情報は十分入手できます。
私もこのサイトで副業を勧めていますが、搾取しようとは思っていませんのでご心配なく。それほどの経歴ではありませんが、自分が挑戦してきた経験をお伝えします。
副業を始めるまで【経験談】
会社の業績が厳しくなり、子供の学費を払えなくなりそうだったので副業を始めようと決心しました。
コロナの影響で会社の業績がガタ落ちになり、希望退職を募ったのですが、私は希望退職に応募するより会社に残って副業をし、スキルアップを目指すことを選びました。
もちろんその先にはフリーランス、独立といった野望も持っています。
スキルが身につかない単純なアルバイトをするつもりはなかったので、いきなり仕事を始めるのではなく、副業をするために数か月新しいことを学習してみようと考えました。
最初は何から始めたらいいか分からず、これからはとにかくITスキルを磨かなくては!と思い、まずプログラミング学習を始めたのですが、結果的にはこれがとてもよかったです。
もちろん難易度の高いスキルですので、簡単に習得できるワケではありません。私自身がそうですが、「絶対に完全習得を目指そう!」などと思わなくていいと思います。
もちろんプログラマーを目指すのもアリだと思いますが、基礎学習を終えるだけでもかなり役に立つでしょう。ある程度学習をしたら、「続けたい」「もっと知りたい」と思うのではないでしょうか?
私はプログラミング学習をしてきたことで、半分見切りをつけた会社ではありますが、日ごろの業務の役に立ったり、ITスキルが高まることで評価が高まったりするメリットもありました。
そしてもう2年以上になりますが、学習を継続しており、少しずつマネタイズもできるようになってきました。
すぐに副業をしたいという人に対しては、少し回りくどい話になってしまいました。しかし、私はこのプログラミング学習をきっかけに副業で稼げるようになったので、みなさんにもぜひおススメしたいと思います。
私の学習ステップ
以下は私が学習してきた過程で、すべて独学です(課金はProgateとドットインストールのみ)。
Python
最初にプログラミングを学習するのに向いています。若い方ならこれを極めてエンジニアとして転職するのも悪くないでしょう。
私はその気が無かったので趣味的に続けたり、会社の業務に役立てたりしています。
まずはプログラミングに触れることが目的だったので、他の言語でも構いませんが、まったくの初心者が最初に学ぶ言語としては最適だと思います。
HTML&CSS
一般的にはプログラミングの入口として最初に学習することを勧められている言語ですが、厳密にはプログラミング言語ではないので、私は後回しにしました。
しかし少し学習すれば自分でWEBサイトを作ることができるようになるので、学習した実感が得やすいです。学習がたのしくなるとも思います。
単価は安いですが、これだけでもクラウドソーシング等で仕事を得ることは可能です。在宅ワークの始まりですね。
JavaScript
HTML&CSSとセットで学習する言語ですね。お伝えした通りHTML&CSSだけでは単価の安い仕事しか得られませんので、ほぼ同時に学習を進めました。
Pythonを学習していたので、初学者に比べたら比較的すんなり学べたと思います。
コードの書き方はPythonより難易度が高いですが、JavaScriptはブラウザ上で動かすことができますので、環境構築(Pythonなどの言語はプログラミングをするための環境を自分のPCに整えなくてはならず、これが初心者には大変!)が不要です。
習得はそれなりに大変ですが、WEB系で副業したければマストです。
WordPress
WEB系の学習をしていると当然自分のサイトを立ち上げてみたいと思いますよね。そんなときに出会うのがWordPressです。
こちらはプログラミングではなく「プログラミングができなくてもWEBサイトが作れるCMS(コンテンツマネジメントシステム)」というものです。
「ブログで稼いでみたい」「アフィリエイトに挑戦したい」という人はここから始めてももちろんOKですが、WordPressといえどもプログラミングの知識はあった方がいいでしょう。
WEBライティング
自分のサイトを立ち上げて、ブログを書いたりしているうちに、記事を売った方が早いのではないかと思いました。
副業としてWEBライターが勧められていることも知っていたので、クラウドソーシングで応募したら、割と簡単に稼ぐことができました。今でも副業の柱になっています。
しかしWEBライティングは、1文字1円~2円程度で、それ以上のお金にはなりません。
一方で自分のサイトで記事を発信すれば、長期に渡って稼げる可能性もあります。
自分のサイト(ブログ)でマネタイズしたければ最低でも100記事程度は書くべきと言われています。
お金にならない100記事を書き続けるか、100記事を売ることでマネタイズするか、難しい選択ですね。結論どっちでもいいと思いますが、こういうことで迷っているということは、すでに副業として前進しているということでしょう。
https://note.com/shu1029/n/n823934987cb9
PHP
WordPressを始めるとPHPというプログラミング言語に出会います。WordPressはこのPHPで書かれているんですね。
私はまだ道半ばですが、WEB系の副業を目指すならやっておいて損は無さそうです。
まとめ
私が経験してきたことなので、すべての人に当てはまるワケではありません。
ただ、在宅ワークで副業をしたければ、これらは有力な武器になるでしょう。
向き不向きもありますので、一概にどれがいいとは言えませんが、これらのどれか興味がありそうなことにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
「とにかく早く稼ぎたい」「一からプログラミングを学習している余裕はない」という人はWEBライティングがおススメです。
合わせてWordPressを学習するのもいいでしょう。
自分には何もできないとあきらめて、コンビニや配達のバイトしかしないのはもったいないです。チャレンジしましょう。