最近ではプログラミングの知識が必須と言われるようになってきました。ビジネスシーンではDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進が加速し、小学校ではプログラミングの授業を開始するなど、いよいよ「プログラミングなんて関係ない」とは言ってはいられなくなってきたように思います。
しかし、「今更プログラミングなんて」と思っている方も多いのではないでしょうか?
私は長く会社員をしており、プログラミングは全くの初心者でしたが、このままではさすがにマズいのではないかと思い、独学で今人気のプログラミング言語「Python」の学習を始めました。
私の経験から断言します。40代だろうと、50代だろうとプログラミング学習を始めるのに遅いことはありません。
もちろん40代なりの始め方があると思いますし、IT企業でエンジニアとして働きたいといってもハードルは高いでしょうが、今の仕事や生活で役立つことは間違いありません。
もし、プログラミングの学習を始めようか迷っているなら、とにかくスタートしてみましょう。独学ならお金もかかりません。
40代なりのプログラミング学習の取り組み方
プログラマー35歳限界説というのを聞いたことはあるでしょうか?
プログラミングに興味はあったものの、この話を聞いてあきらめたという人もいるかもしれません。
しかし、これは必ずしもスキルの話ではないと思います。例えば転職する際、何歳までならIT業界にエンジニアとして就職できるかという問題であって、他の業種でも似たような話はあるでしょう。35歳を過ぎるとプログラミングのスキルを習得することができないという意味ではありません。
今の仕事に役立てたい、フリーランスとして働きたいというのであれば年齢は関係ないはずです。
私と同じように今は特に目標は無いけど、漠然とした不安が学習のきっかけという人も多いと思います。先ずは超初心者を脱して初心者と言われるレベルを目指しましょう。そうすれば何となく何ができるか、自分が何をしたいのか分かってくると思います。
また、プログラミング学習を通して、IT全般の知識を得ることで今の仕事や生活に役立つようになると考えています。40代からのスタートなら、コードの書き方を極めるというより、その周辺知識のインプットにも力を入れるべきでしょう。
Pythonをすすめる理由
このサイトでは、今人気のプログラミング言語「Python」の独学方法について解説しています。
なぜPythonかというと、今一番注目をあびている言語で、書籍や学習ツールが多いことと、私がPythonしかまともに学習していないからです。
もうひとつはコードが読みやすい言語であると言われているからなのですが、読みにくい言語というものがよくわからないので、まぁそれだけ学習しやすいんだなという理解でいいと思います。
プログラミングといっても色々ありますので、目的によっては他の言語が近道かもしれませんが、特にまだやりたこことは決まってないというのであれば、Pythonがおススメです。
Pythonだけでなく周辺知識も身につけよう
Pythonの学習を始めると、ただコードを書いているだけで、本当にこれでプログラミングができるようになるのかと不安になることがあるかもしれません。特にオンライン学習の場合サクサク進むものの、身についている実感が湧きにくいことが多いようです。
先にも書きましたが、コードの書き方だけでなくその他の知識も身につけるようにしてください。その方がモヤモヤも無くなり、学習が楽しくなります。意外なコトが普段の業務に役立ったりもします。
また、学習の初期段階(またはPythonの学習を始める前)にHTMLについて学んでおくのもおススメです。
HTMLはWEBページを作成するときに使用する言語で、比較的習得しやすいですし、Pythonの学習を進めるうちに、HTMLを理解していると役に立つ場面が出てきます。基本的な学習にはそれほど時間もかかりませんので、ぜひチャレンジしてみてください。
まとめ
これからの時代、どの年代の人にとってもプログラミングスキル(もしくはコードが書けなくても、プログラミングの考え方を理解していること)は非常に大切になってくると思います。少し前まではパソコンが使える世代とか、使えない世代なんて言われていましたが、今後はプログラミングを分かっている世代とそうでない世代に区別されるかもしれません。
会社員の人なら、普段の業務に活かして評価が上がるかもしれませんし、フリーランスとして第2の人生に踏み出せるかもしれませんよ。
もういい年だから今更プログラミングなんてとあきらめずに、トライしてみましょう。