WEBライターの仕事に興味はあるものの、どうやって仕事を獲得すればいいか分からず、最初の一歩を踏み出せずにいる人も多いでしょう。
ツイッターなどを見ていると、クラウドソーシングで初めて応募してみたけど、最初の1件が取れないという人をよく見かけます。
ゼロを1にする苦しみというヤツですね。
クライアントは経験の無い人よりも、経験豊富な人に依頼したいのは当然ですので仕方ありません。
私も最初は1か月くらい案件が取れず苦労しましたが、基本的なことをしっかりやることで最初の1件を獲得できました。その1件を納品する前にスカウトも来ましたので、未経験で2件案件を獲得したことになります。
今は継続してくれるクライアントも増えて、副業ながら安定的に稼げるようになりました。みなさんももう一度自分のやっていることを点検してみてください。
未経験者がクラウドソーシングで応募するにはコツがある
いくら採用されなくてもめげないで応募をし続けることが大切ですが、ちょっとしたコツもあります。どうしても案件を獲得できない人は、闇雲に応募をしまくるよりは可能性が広がると思いますので、以下を参考にしてみてください。
それほど難しいことはありません。ごく当たり前で割と誰でもやっていることです。案件を獲得できない人は、この基本的なことができていない場合が多いように思います。
未経験者が案件を獲得できない理由のひとつは、未経験者OKの案件が少ないか、あったとしても条件が悪いということです。経験者を求めている場合でも自信があるジャンルなら全力でアピールしてみてもいいと思います。
先ほどスカウトがあったとお伝えしましたが、そのクライアントの募集ページを見ると、経験者を募集していました。私のプロフィールは実績ゼロだったのに、スカウトしてきたワケですね。最初は何かワナだと思いましたが、比較的大手サイトを運営しているとても優良なクライアントでした。
どうやら私のnoteの記事を気に入ってくれたようです。
クラウドソーシングで実績ゼロから案件を獲得する方法
ここからは具体的に何をやるべきか解説します。特別新しいことでもありませんが、自分ができているか確認してみてください。
ポイントは以下の5つだと思います。たぶん基本的なことです。
- プロフィールを充実させる
- 応募の文章は毎回丁寧に書く
- 初心者であることをアピールしない
- noteに記事を書く(できれば応募するジャンルの)
- WordPressを学習する
ひとつずつ解説します。
プロフィールを充実させる
これが適当だという人はそれほどいないと思いますが、一度書いたっきりでメンテナンスをまったくしないのはダメです。特に案件を獲得できないなと思ったら見直しましょう。
と言ってもクライアントも大勢のプロフィールを読まなければならないので、あまりしっかり読んでもらえると思わない方がいいです。
情報を整理してアピールしたいポイント(得意なジャンル、経験してきたこと等)を簡潔にまとめましょう。
応募の文章は毎回丁寧に書く
応募のメッセージはあまり使い回さない方がいいでしょう。何件も応募するために、何にでも使えるありきたりな文章をコピペで送っていませんか?
相手が求めていることに、自分だったら応えられそうだと伝えることが重要です。
求められているジャンルに関して、自分の経験や知見をふまえて「力になれると思います」と伝えることです。
例えば「旅行」に関する記事を求められているなら、「旅行が趣味で、毎年5回以上のペースで国内外を旅行していますので、何かお役に立てるのではないかと思い応募させていただきました」というような文ですね。
文章の全体構成はテンプレート化して構いませんが、求められているジャンルに関して、「力になれます」と伝えましょう。ウソでなければ多少盛ってもOKです。
初心者であることをアピールしない
実績が無い場合、つい「未経験ですが」とか「初心者ですが頑張ります」とか書きたくなるかもしれませんが、やめた方がいいです。お金をもらうためにやっているワケですから、プロとしてふるまいましょう。
これらは「クオリティが低い記事を納品しても初心者なんだから許してね」という言い訳に聞こえます。
自信がない人に仕事を依頼するワケがありません。もし依頼があったとしても安く買いたたかれます。
noteに記事を書く(できれば応募するジャンルの)
ココからは重要なテクニックです。実績がゼロだとしてもそれはクラウドワークスやランサーズ上での話ですので、自分のブログサイトで記事を書いていればそれを紹介すればいいでしょう。
と言ってもそれが無いから困っているんですよね。
ブログを書いていない人はnoteに何本か記事を書いておくことをおススメします。
noteについてはほとんどの人は知っていると思いますが、ブログやSNSのように自分の文章・画像などを発信できるWebサービスです。
そうすれば、あくまでもクラウドソーシング上では未経験でも執筆経験はあると思ってもらえます。
さらに高度なテクニックとしては、応募する案件にかかわるジャンルの記事をnoteに投稿して、そのリンクを応募メッセージに張りましょう。一定のクオリティは必要ですが、求めているライターさんだと思ってもらえる可能性が高まります。
WordPressを学習する
WordPressはご存知でしょうか?
まぁこれを見ている多くの方は知っていると思いますが、自身のブログやサイトを簡単に作成できるCMS(Contents Management System)と言われるツールで、全世界でナンバー1のシェアを占めています。
つまりクライアントの多くはこのWordPressを使って自身(自社)のサイトを運営しているワケですね。
記事の納品方法はいろいろありますが、よく使われるのはWord、Google Document、そしてWordPressへの直接入稿です。
WordやGoogle Documentの場合は、クライアントが納品された記事を自分たちでWordPressに入力しているんですね。それをライター側でやってあげれば喜ばれるというワケです。
というか、もはやほぼ必須のスキルになりつつありますので、昔は「WordPress入稿対応可能です」がアドバンテージになっていましたが、今となってはできないことがマイナス評価だと思った方がいいでしょう。
WordPressについて勉強をして、プロフィール、応募メッセージに「WordPress入稿可能です」と書けるようにしておきましょう。
未経験者がクラウドソーシングで初案件を獲得する方法のまとめ
基本的なことをしっかりやっていれば、初案件獲得はそれほど難しくありません。最近は副業ブームやフリーランスを目指す人の増加で、競争率が上がっているようですが、心配ありません。基本的なことをしっかり押さえれば大丈夫だと思います。
自分がクライアントの役に立てるということをしっかりアピールしてください。
この記事が少しでもみなさんの初案件獲得の力になれたらうれしいです。